「瞬きもせず」左から徳野うみ、高花もも、宇佐美ましろ、
あさひ凛、寺沢ありす、琴音ゆあ、夢乃つむぎ
「渋谷で会えるアイドル!! 瞬きもせず見つめていたい」をキャッチフレーズに独創性に富んだ歌詞と熱くてエモい世界観の楽曲で2021年のデビュー以降、着実にスターダムの階段を駆け上がって来た「瞬きもせず」。新メンバー・寺沢ありすが参加する新体制も披露される7thワンマンライブを直前に控えたメンバーたちの胸中に迫った!
『初インタビューということでグループ加入の経緯を伺いました!』
――みなさんはどういった経緯でグループに参加されたんですか?
――ミュージカルとポップスだと歌い方も違います。ミュージカルの歌い方に慣れてるとアイドルソング歌うのが大変そうですが…
最初の頃は歌のお姉さんみたいな感じになってしまってすごく苦戦しましたが、ちょっとずつ直して今は大丈夫になりました!
――高花さんは?
私はエンターテイメントのスクールに通っていた時に今の事務所の方と出会って、卒業した後はグループの運営のお手伝いをしていたんです。チェキを売ったりとか。そんななかで「やってみない?」ってメンバーに誘われて…「じゃあやってみるか!」みたいな。
――じゃあ当時のメンバーさんの活躍を見てたわけですね
「すごい曲を歌ってるなぁ」と思ってました。個性的な曲で“サメ”を連呼している曲があって“頭に残るな”って!
――宇佐美さんは?
私は凛と同じ大学で私もミュージカルの勉強をしていたんです。卒業のタイミングがちょうどコロナ禍で、音楽と関わる仕事はしたいけど悩んでいたところに、凛からプライベートでご飯に誘われて「今こういう活動してるんだけどやってみない?」と言われ、「瞬きもせず」のライブを観に行って、ライブの熱量とかに圧倒されて“これなら自分もやってみたい!”と思って加入を決めました。
――琴音さんは?
私は元々「瞬きもせず」のファンとしてライブを見る側だったんですが、ライブを見に来ているときにスカウトしていただきました。コロナの時期全然外に出られず、アイドルのライブ映像を見たりTwitterでかわいい女の子を見たりしていた時に「瞬きもせず」と出会いました。その後ライブにも行くようになって。最初は自分の好きなグループでメンバーもすごい方たちだったので、自分が加入することについて悩んだのですが“やってみたい”という気持ちの方が強かったですね。
――夢野さん、徳野さんは?
私の姉が凛さん、ましろさんと同じ大学の友達なんです。姉から二人がアイドルをやっていると聞いてそれきっかけで「瞬きもせず」のSNSを調べて、私は行動が速い人間なので調べてすぐに自分で応募しました。
私は幼い頃からダンスをやっていて発表会や大会などに出ていました。中学の頃原宿で今とは別の事務所にスカウトされたんですけど、事務所に行ったら女の子たちがいっぱいいて「じゃあ今日からこのメンバーでアイドルやってもらいます」と言われたんです。でもコロナが流行り出したのと受験も重なってやめざるを得なくなって、でも“人前に立ってみんなを元気にしたい”って思いはあって、配信アプリを続けていたらそこで声をかけてくださった方経由で社長とお会いすることになり加入しました。
――新メンバーの寺沢さんは改めて後程伺わせてください。いったん話題を変えてグループのお披露目が2021年、ちょうどコロナ禍の状況でスタートすることに不安はありませんでしたか?
私たち早い段階からZOOMでの特典会だったり、オンラインで動画やブロマイドなどを販売していたので、運営面のことよりライブが出来ないことに対する心配が大きかったですね。YouTubeで踊ってみたの動画を撮ったりなど自分で発信できる何かはやっていたんですけど、ファンの方との一体感みたいなものは感じられなくて…今思い返すとその時期が一番辛かったです。
――その分ファンの方を前にライブができるようになったときは嬉しかったし、それが強いモチベーションにもなった部分はあるんじゃないですか?
なりました!よりアイドルというものもライブも好きになったし、ファンの方が声を出せなくてコールができない時期があったからこそ、コールのすごさというか大事さも実感できました。マスクで見えなかったファンの方の表情が見えた時は嬉しくて、ライブができること、ファンの方のコールがあることがすごく幸せなことなんだ!って改めて感じることができました。
私はデビューライブが配信で、もともとお客さんがいない状況から始めたので「お客さんがいる!嬉しい!!」「声が聞こえる!嬉しい!!」って、嬉しいことがどんどん積み重ねていった感じでした。
ライブに来ていただけること、声を出していただけることにありがたみを感じます。ライブが楽しくなります本当に。
『渋谷=「瞬きもせず」のイメージを作りたい!』
――そして昨年5月、渋谷にSHIBUYA ONE5がオープン、定期公演をするようになりました。自分たちのホームがあるのは嬉しいですよね
メンバー全員がお客様から見える作りになっていて、見やすさが考慮されています。
ステージに高さがあって、フロアの後方もちゃんと段差があって後ろのお客様も見やすい作りです。私たちもステージのどこからでもファンの方のお顔が見えます。LEDビジョンも本当にすごくてライブで大活躍してます。桜の曲では桜が映ってサメの曲だったらサメがバーッって出てきたり。
サメに食べられちゃうんですよ。
定期公演の日にチラシ配りしていて、自分が声をかけた方が遊びに来てくださったりするとすごく嬉しいですね。
今回のライブでこれができるようになった、でもここができてないから次はできるようにしようとか、毎週定期公演をしていることで達成感と課題点が見つけられることは大きいですね。
――前回の反省点を翌週に改善できますからね
どんどん自分のできないこと、直したいところが見つかっていくので成長できるいい環境だなって感じます。
――ホームができたことで対バンをやっていた頃とライブのやり方も変わりましたか?
いろんなことを試せるので、自分たちで考えて“こういうのやってみよう”って提案したりとか、メンバー間でも話し合ったことの成果をファンの方も楽しめるいい環境が出来上がりました。
――SHIBUYA ONE5のある場所が渋谷。最近だとハチ公前でチラシ配りするアイドルも増え、渋谷とアイドルのイメージがリンクするようになってきました。“渋谷で会えるアイドル”ということですが、渋谷をホームにしていることについてはどう思われますか?
めちゃくちゃ幸運、ラッキーだと思いました。私たちも渋谷でチラシ配りをしているんですが、渡してそのまますぐに来てもらえるというか、これが違う場所だったらたぶん配ったチラシがライブの集客に繋がりにくいと思うんです。そういった面でもすごいところに自分達のホームがあるんだなって毎日のように感じてます。渋谷=「瞬きもせず」というイメージを作っていきたいです!
『ありすちゃんは神様みたいな存在!(うみ)』
――そして新メンバーの寺沢さんについて掘り下げていきたいです。まずはどんな経緯で加入されたんですか?
私は名古屋で13年間アイドル活動をしてたんですが、プロデューサーが突然亡くなってグループも解散することになり、まだまだこの世界で頑張っていきたかったのでその後はソロ活動を開始しました。ソロアイドルとして名古屋を中心に活動するなかでご縁があってONE5さん主催の対バンに出演し、その時に瞬きもせずとも一緒になり、その後も共演するようになって半年ぐらい経った頃、社長から“よかったら瞬きもせずに入って一緒に武道館を目指さない?”とお誘いいただきました。 ちょうどソロ活動を続ける限界も感じていたところで、自分が抱いていた“どんどん上を目指してビッグなアイドルになりたい”っていう目標と、グループが目指すところに同じものを感じて。その時に凛ちゃんともお話させていただいて凛ちゃんの熱意にも心動かされて、メンバーさんもすごく優しくて楽曲もすごく好きになれて全てがいいなと思って加入を決断しました。
――これから瞬きもせずで活動していくにあたっての意気込みをお聞かせください
まず武道館という大きなステージでライブがしたいというのが自分の中にすごくあって、せっかくこの瞬きもせずに出会えたからにはこのグループでトップを獲りたいです。メンバー全員熱い気持ちを持っているので、熱意とやる気…全てを色々な方に届けて、そこからさらに上を目指したいと思ってます。
――他のメンバーさんから見て寺沢さんは一言で言うとどんな方ですか?
神様です。(一同笑)いちごフェスっていうONE5主催の対バンがあるんですけど、ありすさんが加入前から出演されていて、そのライブを見ていてダンスも歌もお客さんとの一体感もすごくて…だから神様です!
シンプルにめっちゃ先輩って感じです。一緒のグループになれてこんなに運がいいことはないなと、いっぱい教えてもらいたいなと思ってます。
ライブでのコールアンドレスポンス、ファンの方との距離感、ライブでの関わり方がすごくて。ありすちゃんとファンの方の物語、空間を作っていてあっという間の楽しい時間を作り上げてる方だなという印象です。
瞬きもせずの“起爆剤”かなと思います。ありすちゃんのSNSは言葉が熱くて。瞬きもせずのメンバーも内に秘めた熱さはあるけど言葉にするのが苦手なところがあるんです。でもありすちゃんが加入したことで秘めていた熱さに火がつくんじゃないかと思わせる、そんな存在だなと思います。
最初はもっと近寄りがたい感じなのかなと思っていたのですが、お話したらすごくフレンドリーな方です。
私は“瞬きに必要な人”だと思ってます。7人でのレッスンの動画を見返すと今までとは全然違う新しい「瞬きもせず」が出来上がってるんです。パフォーマンスも考え方、想いの熱量全部ひっくるめて、“今必要な人”ですね。
『7thワンマンでの“初挑戦”お楽しみに!(凛)』
――そして6月24日には寺沢さんがお披露目される7thワンマンが開催されます。前回の6thワンマンが白金高輪SELENEで今回はEX THEATER ROPPONGI。倍以上のキャパシティの会場に挑むことになりますが
目標は大きいので強い気持ちで臨みたいです。
会場にお客さんの方が入ってる様を想像すると楽しみでしかないです。今まで感じたことのない期待感に溢れてます。
EX THEATER ROPPONGIで行われたあるアイドルさんのライブを見学したんですが、自分がステージに立ってるの想像しながら見ていたら、もうニヤニヤが止まらなくなってしまって(笑)。私はEX THEATERでデビューできるなんてすごく贅沢すぎるし、本番は一曲一曲噛み締めながら、瞬間瞬間を全部楽しみたい気持ちでいっぱいです。
ーーライブでは新曲2曲を披露します。新曲について改めて見どころ、聴きどころなどお聞かせください
今回初めての試みとして2曲の新曲を披露します。「圧巻Tale」は瞬きもせずにとって初めての“THE・夏曲”。夏フェスで盛り上がれる楽曲になっています。私ともう1人の振り付けの方と初めて共同で振りを作りました。
もう1曲の「Loveサイン」は、これまでの「瞬きもせず」からは想像できなかったような、ポップでラブリーな曲になりました。凛がつけたキャッチーな振り付けも見どころになってます。
――最後に改めてライブに向けての想いや、ファンの皆さんへのメッセージをください!
7thワンマンではこれまでの3年間の集大成とともに、これからの瞬きもせずも楽しみだと皆さんい思っていただける、そして本当に来てよかったと思ってもらえる、一日にできたらいいなって思ってます。
今回3周年ということで“今までありがとう+これからもよろしくね”っていうのと、私は歌が好きなので、瞬きもせずの歌を聞いて「元気もらった」って言っていただけるように頑張り続けるので、これからもついてきてください。
私たちのやってきたことは自分たちがやりたいという気持ちだけじゃ達成できないこと。ライブに来てくれる方がいて成り立つもので、ファンの方がいらっしゃるからこそ大きな会場にステップアップできてるので、その感謝の思いとこれからも一緒にいてくださいという気持ちを込めて、新しい瞬きもせずを見せたいと思います。
自分が加入してよかったって思ってもらえるチームにしていきたいし、私、人と同じこととか、周りと同じことするのがすごく嫌で、もっともっと面白いことをしていきたいので、この7thワンマンを経て、新たな瞬きもせずに期待を持っていただけるようなライブにしたいです。
近年、アイドルってすごい増えてるなか、私たちのことを見つけてくださった方には本当に感謝でいっぱいです。今回のワンマンがみなさんにとって素敵な思い出の1ページ、最高の思い出の一つになったらいいなって思ってます!
EXはまだ未知の会場でどんな感じになるか分からないんですけど、今回のライブが初めての方もいると思うので、これをきっかけにもっと瞬きもせずのことを知ってもらって、私のことも知ってもらって好きになってもらいたいし、今まで応援してきてくださったファンの方にも改めて“やっぱり好きだな”と思ってもらえる。みんなが楽しめるライブにしたいです。
私たちがファンの方を見られるのってライブと特典会の時ですけど、ファンの方は私たちに会うために時間を調整して、メンバーカラーのものを身につけ、チケット代に交通費もかけてたくさん準備してくださってて、それに恩返しできるように私たちも頑張ってますが全然足りてないので、今回のライブで“瞬きもせずはこんなに大きくなった”というところを見ていただいて、「もっとついていきたい!」と思ってもらえるライブにしたいです。
――ありがとうございました!
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アーティスト情報
プロフィール
瞬きもせず
あさひ凛(赤色) 生年月日:1998年6月1日 出身地:石川県出身 |
宇佐美ましろ(水色)生年月日:1998年8月31日
出身地:兵庫県 |
沢ありす(黄色)生年月日:1991年2月14日
出身地:愛知県 |
高花もも(オレンジ)生年月日:1999年11月19日 |
琴音ゆあ(ピンク)生年月日:2003年1月31日 出身地:神奈川県 |
夢乃つむぎ(紫色)生年月日:2002年6月9日 出身地:静岡県 |
徳野うみ(緑色)生年月日:2005年8月24 出身地:埼玉県 |
オフィシャルアカウント
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私は音大に通っていたんですがその時に「アイドルをやってみないか」と誘われて。当時大学に通いながらミュージカルを勉強していたんですけど、社長と話してアイドルをやるって決めてからはすぐに大学を辞めてアイドル一本で行くことにしました。