インタビュー

2024/01/24 14:00

【超ときめき♡宣伝部】恋と青春を1枚に詰めて

#アイドル超ときめき♡宣伝部吉川ひより坂井仁香小泉遥香杏ジュリア辻野かなみ菅田愛貴

左から辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひより

いよいよ目前に迫った横浜アリーナ2DAYSを前に、超ときめき♡宣伝部のアルバム『ときめく恋と青春』が発売される。タイトル通り、恋と青春のときめきに満ちた1枚に込めた想いを語ってもらった。（吉川ひよりはインタビューは欠席）

『誰が見てもかわいいと言ってもらえるように』

――『ときめく恋と青春』には恋の歌、青春の歌が詰まっていますが、「最上級にかわいいの！」は前向きな失恋ソングという感じで面白いですね。

坂井

素晴らしいです。失恋というとマイナスなイメージですけど、ポジティブに変換できることが本当にすごい！　最上級にかわいくなるのが乙女の逆襲。すべての振られた女子は、この曲を聴くべきだと思います(笑)。

――女子として、わかる気持ちでもありますか？

菅田

推し変されて、「私はもっとかわいくなってやるもん」という気持ちはあります(笑)。

辻野

この曲だと、相手の人がひどいですよね(笑)。通知OFFにしていたとか、2人しか知らない話を他の子に言ってたとか。

坂井

最低ですね。別れて良かったですよ(笑)。

辻野

強がりかもしれないけど、振られて＜むしろありがと＞と言えるのが、カッコいいなと思いました。前に進んで、もっともっとかわいくなっていく感じがします。

――歌い出しは愛貴さん。

菅田

私は出だしをいただけることがあまりなかったので、こんなにかわいくて、とても好きな曲で歌えて、感謝しかないです。

――どんな気持ちを込めました？

菅田

＜最上級に可愛いの＞と言っているので、誰が見てもかわいいと思ってもらえるようにならなきゃと、全力を込めて歌いました。

小泉

あきちゃんは振られてなくても、最上級にかわいいから(笑)。

『耳元でささやいて告白する感じで』

――「大、大、大すきっ！」では、1人ずつ＜だいすきっ＞と歌っています。

杏

レコーディングのときは1人で全部歌いましたけど、＜だいすきっ！　だいすきっ！！　だいすきっ！！！＞と連なっていくところは、パートを割っていくと聞いていました。＜！＞がどんどん増えていくので、だいすき度の違いをどう表現するか、こだわりました。私は最後から2番目くらいの、わりと強めな＜だいすきっ＞が使われました。

――誰かに向かって＜だいすきっ＞と歌い掛けるイメージでした？

杏

誰かに、というのはなかったんですけど、私は声が落ち着いているので、いつも「口角を上げて、もっと楽しそうに」と言われるんです。元気にかわいく＜だいすきっ＞を伝えられるように意識しました。

坂井

私はオチサビの前の＜だいすきっ＞を言っていて、本当はメロディが入っていたのが、台詞寄りの戦略になりました。耳元でささやく感じで、告白系で行きました。

小泉

私は強めな歌声なので、胸キュン台詞はあまり言うことがなくて。でも、この曲はいい意味で空っぽになって、頭の上でひよこちゃんやお花がクルクルしている感じを思い浮かべながら、言っていました(笑)。

『淡々と怒りを伝えるように「言ったよね？」と』

――「ユラグラブ」は三角関係の歌で、ちょっと大人っぽい感じですかね。

杏

今回、かわいそうな女の子が多いですね(笑)。振られちゃったり、好きだった相手が他の人のところに行ってしまったり。そういうありのままの気持ちを歌った曲で、苦しくなります。でも、＜どうしても消えないの　“大好き”＞と自分の想いがちゃんとあって、いろいろな意味で強い子だなと感じました。

坂井

この主人公の女の子は、彼のことが本当に好きだったんですよね。振られても浮気されても一途な気持ちが、切なすぎます。今気づいたんですけど、「私だけって言ったよね？」とか「私のこと、嫌い？」という台詞は、私がお話し会で宣伝部員さん（ファン）に言っていることでした(笑)。

――その「私だけって言ったよね」は、曲中では愛貴さんが言ってます。いつもはかわいい台詞が多いですが、これはそうではなくて。

菅田

淡々と怒りを伝える感じで、3回くらい録りました。合っていたのかわかりませんけど。

坂井

私は「ドSで歌ってほしい」とディレクションされました(笑)。だから、あきちゃんは合っていて、大丈夫です。

『大ピンチも乗り越えてきて今があります』

――「夢がとまらない！」は今の皆さんの青春の心境と重なる感じですか？

坂井

MUTEKI（DEAD SNAKE）さんが作ってくれた曲です。長い間に提供していただいた楽曲が多くて、ライブも観に来てくださって、毎回そのときの等身大の私たちを書いていただいている感じがします。今回も今の私たちにピッタリ。MUTEKIさんだから書ける曲で、感謝しています。

――＜神様がお手上げするほど絶対絶命のピンチ＞も実際にありました？

坂井

ありましたね。ライブでお客さんがひとクラス分いるか、いないかみたいなときは、もう大ピンチ！　だけど、そういうことを乗り越えてきて、今があるので。

――皆さんは基本的に＜楽観的なマインド＞なんですか？

杏

それぞれ落ち込むことや悩むことはあっても、グループみんなでズーンとなることはないかなと思います。

坂井

不安があっても、リハとかでみんなといる時間があると、吹っ飛んでいきます。

辻野

一度落ちたとしても、最終的にはポジティブに気持ちを切り替えられるので、続けてこられているのかなと。

杏

私は考え込むときは、人一倍考えてしまうかもしれません。でも、そういうときは自分が成長できていて、時間や別のことが解決してくれます。悩んだら１人で溜め込まないで、家族や友だちに全部話していて。だから相談されることも多くて、仲間がいるっていいなと思います。

『絶対落ち込まないで辛いものを食べます(笑)』

――遥香さんは落ち込むことはなさそうですね(笑)。

小泉

はい、落ち込まないです(笑)！　そういう自分も大好きなので。イライラしたり疲れたときは、絶対に辛いものを食べます。最近、辛いラーメンを食べている画像を仁香に送りつけています(笑)。

坂井

それがアイドルの写真ではないんです(笑)。

小泉

全然映えません。具も何も入れてない辛ラーメンを、汗と鼻水を流しながら食べています(笑)。

坂井

そうやって落ち込まないでいられることが、すごいなと思います。送られてきたラーメンの画像を見ると、人生楽しそう(笑)。

小泉

だって、1回きりの人生ですから。落ち込んでいたら、もったいない！

坂井

好きなことをやって、好きなものを食べて。良い生き方をしていますね。

――でも、遥香さんはなぜ、ラーメンの画像を仁香さんに送るんですか？

小泉

仁香が飼っている犬のレオくんがめちゃ好きなんです。それを伝えたら、レオくんの動画を送ってくれるようになったので、そのお返しですね。

坂井

そうだったの？　お返しになってないから(笑)。

『夢の先にも夢は止まりません』

――この「夢がとまらない！」では＜夢の先も夢だらけ＞ともあります。

杏

今は横アリという夢に向かって頑張っていますけど、その先も私たちの夢は止まりません。まだまだその先に行くんだと、私たちの思っていることが全部詰まっています。

――とき宣はこれまでも、次々に新しい扉を開けてきました。

杏

幕張メッセのときはお客さんがいる会場が見えた瞬間、自然と涙が溢れて出て。横アリもそうなる予感しかしていません。応援してくださる皆さんをもっと大切にしたいし、もっと大きい会場でもライブをしたいです。

小泉

今年も突っ走って、ワールドワイドに行きたいと思います！

辻野かなみ（つじの・かなみ）
1999年6月2日生まれ、埼玉県出身

杏ジュリア（あん・じゅりあ）
2004年1月15日生まれ、東京都出身

坂井仁香（さかい・ひとか）
2001年7月25日生まれ、神奈川県出身

小泉遥香（こいずみ・はるか）
2001年1月5日生まれ、埼玉県出身

菅田愛貴（すだ・あき）
2004年12月20日生まれ、東京都出身

吉川ひより（よしかわ・ひより）
2001年8月12日生まれ、千葉県出身

斉藤貴志

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河野英喜

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アーティスト情報

プロフィール

超ときめき♡宣伝部

スターダストプロモーションに所属する10代の女性タレントで2015年4月に結成。「ときめく何かを宣伝するために今日も歌う」をコンセプトに活動。2016年11月にメジャーデビュー。2019年4月にavexからの1stシングル「ときめき宣伝部のVICTORY STORY／青春ハートシェイカー」をリリース。2020年4月より超ときめき♡宣伝部に改名。ラジオ『晴れときどき超ときめき♡宣伝部』（ラジオ日本）、『超ときめき♡STYLE』（ニッポン放送）に出演中。