世界に元気を届ける、お祭り系アイドルユニット「FES☆TIVE (フェスティブ)」。青葉(あおば) ひなり・土光 瑠璃子(どこう るりこ)・八木(やぎ) ひなた・髙木(たかぎ) ゆりあ・辻(つじ) こはるの5人体制だったが、新たに緑担当の新メンバー・本多(ほんだ) しおりが加入した。
今回は2023年5月にアイドルグループ「I MY ME MINE (アイマイミーマイン)」を卒業してFES☆TIVEに加入した本多について、本人とメンバーから話を聞いた。2023年8月2日(水)にリリースされたニューシングル「HUMAN NATURE WORLD」や、活動開始から10年という節目を迎えたFES☆TIVEの今後の目標なども深掘りしていく。
『 趣味は料理、特技はカエル倒立 』
いぇーい!(拍手)
――趣味はありますか?
趣味は料理で、得意なのはオムライスです。
おぉ〜!パッカーンってできるの?(半熟のオムレツを半分に切り、チキンライスに被せるような動作)
パッカーンはできないです。でも、ツルッとはいけます!(フライパン上でオムレツを、くるっとひっくり返すような動作)
――そちらのほうが、技術が高そうですね!特技もあれば教えてください。
カエル倒立とか。ヨガをやっているので、体幹が強い方だと思います。
おぉ〜。
カエルのポーズをして、足を上げるやつだよね?
そうそう。
ちょっと想像つかない(笑)。
今度、それ(ライブで)やれば?
いやいやいや!
それ、ちょっと恥ずかしいかもね(笑)。
カエルってこうだからね(手を逆八の字にする)。
(人前で)やる機会はないですね(笑)。
確かに、「今やって」って言われてもできないよね(笑)。
――FES☆TIVEさんの曲はノリがいいので、むしろカエル倒立を振りとして入れたら面白いかもしれませんね(笑)。
そうですね(笑)。
『 キレイ系かと思ったら、不思議ちゃん(笑) 』
――本多さんがFES☆TIVEに加入すると聞いたとき、メンバーの皆さんはどう思いましたか?
嬉しかったです。
6人になるんだな、って。
私はもともと(本多さんと)お友達だったので、お互いにプロデューサーさんから口止めされている状況から始まって(笑)。だからお互いに「言っていいよ」と(プロデューサーから)言われたタイミングで、すぐ電話して。すごく嬉しかったですし、一緒に頑張れるのが楽しみだなって思いました。
――本多さんのイメージや印象はありますか?
顔が可愛いという印象で、もっとキレイ系なキャラなのかなと思ったら、意外と不思議ちゃんで(笑)。自分のことを「宇宙人」と言うくらい、すごく不思議だなと思います(笑)。
変なところで笑い出すよね。笑うツボが1人だけ違う気がする。
1人で話して自己解決して笑っているんですよ。「えぇ、なんでこのタイミングで笑うの?」みたいな。
ツイートも不思議ですもん。「『あのスタバ、なんでスタバのマーク付いてないの?」って言ったら、『あれスタバじゃないよ』って言われた」って(笑)。
――面白いですね(笑)。本多さんは『I MY ME MINE』を卒業してからFES☆TIVEに入ることになって、どのような心境でしたか?
びっくりしました。「大丈夫かなぁ」「できるかなぁ」と思ったんですけど、(FES☆TIVEに加入できて)嬉しかったです。
『 自主練をずーっと頑張っていて。守ってあげたくなる 』
――レッスン中などに「本多さんのここが素敵だな」と思うことはありますか?
私たちがライブのときも、1人でも自主練をずーっと頑張っていて。FESは難しい曲がいっぱいあるし。
いつも泣いているのかなって思うぐらい、眉毛がしょぼりん眉になっていて。
八木も困り眉するんだけど、さらにしおりんは困り眉毛になっちゃってて。
今日も「泣いてる?」って聞いたら、「泣いてない、泣いてない」って(笑)。
「本当に泣いてる?大丈夫だよね?」って聞いちゃうくらい(笑)。
でも、守ってあげたくなるよね。
――そうなんですね。メンバーの皆さんから見て、形になってきた実感はありますか?
はい。全員で合わせたときのフォーメーションなども変わってきているので、「ちゃんと覚えてくれてる!」って、すごく頑張ってくれているなと思っています。
『 ニューシングルで、新しいFES☆TIVEを知ってもらいたい 』
――2023年8月2日(水)に、約7か月ぶりの新曲「HUMAN NATURE WORLD」がリリースされますね。豪華製作陣で制作されたシングルですが、どのような楽曲に仕上がりましたか?
いつもFES☆TIVEのシングルは似たような曲があまりなくて。今回も表題曲「HUMAN NATURE WORLD」はFES☆TIVEらしい曲で、FES☆TIVEっぽいけど可愛い曲もあって。それに初めて今までのFES☆TIVEにはないような、綺麗な楽曲もあって。透き通ったような。アイドルっぽくないというか。
今時の「おしゃれ」みたいな。
アイドル曲というよりはアーティストらしい楽曲を提供していただいたので、ファンの方にも新しいFES☆TIVEを知ってもらいたいなと思っています。
「かっトびサンデイ!!」は、チバニャン(ChibaNyan。「Repezen Foxx」のメンバー)さんも「かっ飛び!かっ飛び!」って連呼していて。すごく耳に残るメロディーなのがFES☆TIVEっぽいなと思います。
――八木さんはチバニャンさんに昔、曲を作ってもらったことがありますよね(※八木さんが「なんきんペッパー」というグループに所属していた頃の楽曲『なんきん☆超錬金』は、チバニャンさんが作詞・作曲)。
そうですね。4年ぶりにお会いして「懐かしいね」とか、いろんな話をしながらレコーディングをさせていただいたので、個人的には「エモいなぁ〜」って。またこうやってFES☆TIVEの曲を書いていただけたのが嬉しかったです。
――FES☆TIVEの新たな一面が見られるシングルなんですね!
『 振りコピさせてたまるか!「色違いサンダル」は難しいダンスナンバー 』
――表題曲「HUMAN NATURE WORLD」の振り付けについても教えていただけますか?
振り付けをしてくださったのは、いどみん(idomin)さんです。“HUMAN”は「人」だから「人」という文字、“NATURE”で“N”、“WORLD”で“W”を手で作る振り付けがあるので、みんなに真似してもらいたいです。
――キャッチーですね!カップリング曲の振り付けはどうですか?
カップリング曲の「色違いサンダル」は、振り付けが難しすぎて。
めっちゃ難しい。
ダンスナンバーなんです。
(いどみんさんから)「振りコピ(ファンがアイドルの振り付けの真似をして踊ること)させない」と言われました(笑)。
――逆に?(笑)。表題曲では振りコピしてもらいたいのに、カップリングでは。
振りコピするのがFES☆TIVEなんですけど、「振りコピさせてたまるか!」みたいな(笑)。
多分、真似できないと思います。簡単に真似されたら私たちも悔しいな、みたいな(笑)。
いっぱい練習したので。
細かいところがいっぱいあるから、「ここ違うよー」ってファンの人に言います。私は(笑)。
――具体的にどういった振りが難しいんですか?
ちょっとジャズの要素も入っていて、技術を問われるような振り付けなので、そこが難しいと思います。
表現力も大事で、多分そこが踊り込まないと身についてこないから。
最近、みんな踊れるようになったので、自分たちの自己肯定感を上げるために「色違いサンダル踊ろ!」みたいに言い出したりしますね(笑)。
――難しいからこそ、みたいな。
「踊れる私たちに浸ろう」みたいな(笑)。
練習で結構、苦戦していたので、踊れたときの達成感はすごかったです。おうちで練習して、みんなで合わせてみて揃ったときとか。「これから、もっとかっこよくなるんだろうな」っていう印象です。
――いどみんさんが、ちょっと難易度の高い振り付けにしたのは「これからも進化し続けよう」というメッセージなのかもしれませんね。
そうですね。私たちがレッスンでできなくても、いどみんさんは「難しくてもやるのよ!」という感じで教えてくださるので、嬉しいです。
「あなたたちならできる!」って言ってくれるから嬉しいですね。
――「信頼があるからこそ、さらに進化してほしい」みたいな意味合いですね。曲はFES☆TIVEさんの新たな一面も出しつつ、振り付けは真似しやすいものも難しいものもあって、いろんな側面が見えるシングルですね!
はい。
『 「アンダルサイトダンス」の仮歌のコールが(笑) 』
――ほかにも印象に残っている曲はありますか?
「アンダルサイトダンス」です。Medansy(めだんし)さんの最近の流行りっぽい曲調に、ちゃんとFES☆TIVEの要素も入っていて。私は飽き性なので、音楽もずっとは聴いていられないタイプなんですけど、この曲は転調するのでめちゃくちゃ好きです。
「アンダルサイトダンス」の仮歌はMedansyさんが歌っているんですけど、一人ひとりの仮のソロパートのあとに、コールがMedansyさんの声で入ってたんですよ!それが面白かったよね(笑)。
面白かった(笑)。
そんなの初めていただいたから(笑)。
コールの位置まで考えてくれてた(笑)。
――あ、ファンの方がコールしそうなところを想定して、仮コールを入れてくださったんですね(笑)。
そうです。「おー!ひなりー!」みたいな(笑)。
「おい!おい!」とかも全部、声入ってたからね(笑)。
「ひーなり!ひーなり!」とかめっちゃ入ってて(笑)。
それ(ライブで)流したら面白くない?(笑)
ね、流したいね。
参考動画にしたい(笑)。
――すごく考えて作ってくださったのですね!
嬉しかったです。
Medansyさんはレコーディングにもいらっしゃって、「ずっとFES☆TIVEさんの曲を作りたいと思っていたので」と言ってくださって嬉しかったです。
「色違いサンダル」で振りコピさせないぐらい踊っているので、逆に「アンダルサイトダンス」は真似しやすいです。いどみんさんが「どっちが踊りやすいかな?」ってメンバーに2つ振りを見せてくださって、みんなで「こっちじゃない?」と相談しながら決めました。シングルのなかで見入る曲もあれば、振りコピできる曲もあって、バランスを考えてくださっています。
――本当にバリエーションが豊かですよね。シングルのリリースがすごく楽しみです。
『 「1番一体感を出すぞ!」という気持ちで挑みます! 』
――これから夏フェスや、横浜赤レンガ倉庫でのワンマンライブとフェスがありますね。FES☆TIVEさんの「今年はこんな夏にしたい!」という願望や目標はありますか?
去年はコロナ禍での夏フェスでしたが、今年は声出しもできるようになったので、去年に比べてファンの方との一体感も倍増すると思います。それがすっごい楽しみですし、「FES☆TIVEが1番一体感を出すぞ!」という気持ちで挑みます!
――かっこいいですね!去年は赤レンガ1日目のワンマンライブを観て、ライブレポを書いたのですが、そのときのMCで青葉さんがすごくいいことを言っていたんですよ。
え?
覚えてないね〜!!
――「どこを目指して頑張るとか、今のFES☆TIVEはなかなか言いづらいけれど、皆さんが1番楽しめる場でありたい」みたいなことを言ってたんですよね。
それ、覚えてる。
めっちゃいいこと言ってた。
記事になってたわ。
(青葉さんは当時のMCを)覚えてないでしょ?(笑)
あはは(図星)。
――それを今でも目指しているんですか?
そうですね(笑顔でうなずく)。
めちゃめちゃ今、顔がドヤってましたけど(笑)。全然覚えてないのに(笑)。
――(笑)。「今年もかましていこうぜ!」ですよね?
はい!
かましたい。
――どんどん盛り上がりを見せていきますよね!先日のツアーファイナルの川崎CLUB CITTA’(クラブチッタ)も面白くて、真夜中から相当多くの人が来ていて。
そうなんですよ。「深夜2時にあんなに人が集まるんだ!」みたいな。
――金曜日の夜だったのも、よかったですよね。
火曜日とかだったら来てもらえなかったかも(笑)。
――「次の日も仕事やん!」ってなりますからね(笑)。
しおりんもそのとき「観に行きたいです」って言ってくれたんですけど、「(帰るのが)始発になるからやめておきな」って言いました(笑)。
『 「パフォーマンスも、ちゃんとできているグループ」を目指したい 』
――FES☆TIVEは今年、活動開始から10年という節目を迎えますよね。「こんなステージに立ちたい」とか、改めて「どんなグループになっていきたい」という目標はありますか?
もともと8人体制だった頃からパフォーマンスに特化したグループで、フォーメーションや表現を重視して活動してきました。5人体制だったのが6人体制になるので、パフォーマンスにも、もっとボリュームや迫力が出ると思います。10年目のグループとして見られるので、「騒げる」だけじゃなくて「パフォーマンスもちゃんとできているグループ」を、改めて6人で目指したいです。
――本多さん、これから6人体制になりますが、目標はありますか?
私はこの事務所に入る前からFES☆TIVEを見ていたので、自分が入るのは不安やプレッシャーもあるんですけど、ついて行けるように頑張りたいと思っています。
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新メンバーの緑担当・本多しおりです!よろしくお願いします。