SUPER☆GiRLS 新体制で夏曲

竹内

意識的に変えたことは特にないです。号令とかあいさつとか、やることは増えましたけど、肩書きが付いただけで、私自身は変わってないと思います。

竹内

もちろんビックリしました。去年の秋に面談で言われて、まだ加入して2年半くらいだったので、「本当に大丈夫ですか？」と聞き返してしまいました。でも、就任してみると、背負う感じは全然なくて。心強いメンバーばかりなので、私は引っ張るより支えるリーダーかなと思っています。

竹内

ずっと（阿部）夢梨さんが１人で全部やってくださったのが、今は有羽さんがステージリーダーで、セトリや歌詞割りはまとめてもらっています。長く活動されていて、私の考えが及ばないところ、力足らずなところを補ってくださるのが、有羽さんと（坂林）佳奈さん。本当に恵まれています。

竹内

全然ないです。

門林

ありますよ！　「スマホをなくさないでください」とか「もうちょっと早く走ってください」とか怒られます(笑)。

竹内

それは怒ります(笑)。有羽さんは本当にすぐ「スマホをなくした！」と言うんですけど、だいたい近くにあるんです。毎度ちゃんと探さないで騒いでいるので、「いい加減にしてください」と言いました(笑)。

門林

すみません(笑)。

柏

すごく頼れる先輩で話しやすくて、フレンドリーに接してくれます。私が悩んでいたとき、電話で「今度、寮においで。たこパしようよ」と言ってくださったり。メンバーのことをよく見てくれています。

竹内

柏ちゃんが悩んでいると聞いていて、6期が電話していたとき、横から茶々を入れただけです。

柏

でも、すごく嬉しかったです。そう言われただけで気持ちが軽くなって、頑張れています。

鎌田

私はななみさんが大好きです。自分より年下と思ったことが一度もなくて、本当にしっかりしていて責任感も強くて、人として尊敬しています。リーダーになる前から一緒にごはんに行って、いろいろなお話をしてきましたけど、リーダーになってからも変わりません。何かあったら頼れる、私にとって必要な存在ですね。

竹内

おすすめのカフェを教わって、何度か「行きませんか？」と声を掛けてくれたんですけど、ちょうど私の都合が悪くて。

鎌田

でも、この前、私が同期の羽渕花恋ちゃんと仕事に向かっていたら、通り掛かったカフェでたまたま、ななみさんと（田中）想さんがいて。「ご一緒したい」って隣りの席に座って、4人でアサイーボウルを食べました。

門林

セットリストや構成を考えさせてもらったり、誰が曲振りをするか決めたりしています。

竹内

有羽さんの考えを軸に、みんなが付いていってます。まとめてくれているのを、すごく感じます。

門林

リハーサルのメニューを決めたり、どうしたらスムーズに行くかを考えたり、裏方のような部分が多い仕事です。ファンの方に喜んでもらえるステージをどう作るかを、一番メインにしています。

門林

全然そんなことはしません。

竹内

やさしいです。

門林

そういうことは竹内に任せています(笑)。

柏

ライブ終わりに、メンバー全員ちょっと残るように言われて、これから夏曲を制作していくという話があったんです。歌詞を配られて、そのときに「センターは柏です」と言ってもらいました。

柏

いやいやいや！　ビックリしました。「私でいいんですか？」とポカーンとしてしまって。帰りの電車でも家に帰ってからも、ずーっと他人ごとみたいで、なかなか実感できなかったです。

柏

私がスパガを知ったのが「ラブサマ!!!」で、夏曲のセンターの方はめちゃめちゃ輝いていたので。自分にできるのか考えたら、すごく不安でした。でも、パフォーマンス面は有羽さんやななみさんが支えてくださったりして、不安がなくなって、ライブで楽しめています。

柏

私も他のグループを「どんなアイドルだろう？」と思ったら、やっぱりセンターの人を見るので。できる限り堂々とするようにしています。

柏

心の中ではメラメラしています。「もっとできるんじゃないか」とか。同期の5人でパフォーマンスについて話し合うことも多いので、いい意味で競い合っています。

柏

だよね？

鎌田

一緒に頑張っています。6期でやる企画があったり、みんなで同じ目標に向かってきたので、お互いに高め合えている感じがします。

柏

めちゃめちゃ研究しました。歴代のスパガのMVを観て、個人リップを何度も再生して「こういうことか」と。スパガらしさを取り入れつつ、自分の好きなアイドル像も出す、みたいなことを頑張りました。

柏

レコーディングのとき、どんな「好きです」にするか、小さい会議がありました。自分の性格上、練習すると考えすぎてしまうので、「こんな感じで」ということでポンとやってみて。でも、結局は自然に出たものを使っていただきました。

鎌田

柏ちゃんは普段「好きです」と絶対言わないタイプなんです(笑)。MVでも、そのシーンを撮るところを見られなかったので、どんな感じになっているんだろうと思っていました。完成してメンバー全員で観たとき、「好きです」が出てきたら、みんな「かわいーい!!」となって。新しい柏ちゃんが見られた気がします。

鎌田

「好き好き♡　ブリブリ♡」みたいなキャラではないです。不思議ちゃんのような感じで、朝のXのポストでもキュンとさせるのでなく、豆知識だったり、普通そういう発想はないというような“かしわールド”なんです(笑)。だから、こういう台詞はファンの方も嬉しいと思います。

柏

戦ってました(笑)。

鎌田

怖ーい(笑)。

柏

Xでは身近に感じてほしいと思っています。でも、距離感が近すぎても遠すぎても、自分のアイドル像的にちょっと違っていて。毎日投稿しながら、みんなの日常に溶け込めるようにしています。

竹内

年1回のスパガの水着MVを、夏の楽しみにしてくださっている方も多いので。皆さんの期待に応えられるように、「来週撮影だからね」とメンバー同士でプレッシャーをかけ合っていました(笑)。

竹内

私は白米が大好きなんですけど、炭水化物でむくんだりもするので。いっぱい食べたいところを、まず胃を小さくしようと、量を減らしてみました。いつもは3食白米で、お茶わん1杯ずつ、たまにおかわりもしているんです。それを朝だけにしたり。

門林

私は湯舟が大の苦手なんです。シャワーは得意ですけど(笑)、湯舟に毎日入るのが本当にイヤ。女の子は髪を乾かすことも考えると、お風呂に入ったら時間がめっちゃ掛かってしまう。どこで時短するか考えたら、やっぱり湯舟なんですよね。

門林

でも、MV撮影の1ヵ月前からは、毎日30分くらい入っていました。エプソムソルトという入浴剤があって、すごく汗が出て、むくみを取るのに一番なんです。体を暖めると代謝も上がるし、お休みの日にはお昼も夜も湯舟に入って、体を冷やさないようにしました。

鎌田

私はアイスもチョコも好きで、体がほぼおやつでできているくらい(笑)、甘いものを食べているんです。なので、間食を全部やめました。朝はパン、夜はサラダチキンという生活で、YouTubeを観て筋トレもしました。

鎌田

本当に食べませんでした。MV撮影が終わったあとも、しばらく食べなかったんですけど、一度食べてしまうと、また解禁(笑)。最近ヤバいのは、パンケーキのパンにチキンを挟んで、アイスクリームのバニラを乗せて食べたら、おいしすぎて！

竹内

すごい(笑)。

鎌田

流行りのワッフルチキンみたいな感じで、パフェとか食べなくても、もう毎日これでいいレベル。本当に幸せです。

鎌田

そうなんですけど、頑張ったから、ごほうびということでいいかなと(笑)。

柏

私はポテトチップスが大好きで、毎日食べていました。さすがにニキビができたり、肌に悪いと思ったので、アイスクリームに替えました。

鎌田

えっ、羨ましい(笑)。

柏

アイスなら、ニキビはできないじゃないですか。顔のマッサージもゴリゴリやって、腕のこういう筋トレ（両手を胸の前で合わせて押す）もしました。色気がないと言われるので、セクシーに見えるように、ムッチリさせたいなと思って。

柏

「リボン」のときよりはお肉が付いたと思います。踊るときも腕に力が入るようになって、パフォーマンス面でも良かったです。

門林

完全にそうです。でも、ガチでも私が勝っていました。

竹内

いやー、撮影のときも有羽さんは遅かったけどなー(笑)。

竹内

はい。なので、撮影のときは2人を勝たせるために、ゆっくり走るように言われたんですけど、2人があまりに遅くて(笑)。

門林

真剣だったんだよ(笑)！

竹内

追い越してしまうので、「もっと速く走って！」と思っていました(笑)。

鎌田

私は友だちとシェアするタイプで、「ちょうだい」みたいなことは結構あります。でも、人に「あーん」するほうはあまりなくて、Xを見たら「包容力」と書かれていて(笑)。今度から包容力を付けて、「あーん」をする側になろうと思いました。

鎌田

難しい。想さんかな。あと、（櫻井）陽夏。ミニマムでかわいいです。

竹内

今回のMV、2番ではいろいろな場面を撮って、私は他のメンバーにどんなシーンがあるか、知らなかったんです。出来上がってから観て、「待って！　かき氷を食べてる」と。「本当に食べたの？」と聞いちゃいました(笑)。

門林

食べました。

鎌田

シロップもその場で七色にかけてくれて、撮影中もカメラを忘れるくらい、みんなでパクパク食べていました。撮り終わってからも、ワーッと食べ続けていましたけど、次のシーンを撮るから、残念ながら途中で諦めて(笑)。でも、おいしかったです。今年の初かき氷でした。

竹内

いいなー。羨ましい。

柏

私も食べたかった……。

竹内

私たちはビーチボールを膨らませて、ワーイとやっていただけなので(笑)。そういう夏要素が散りばめられているのは見どころです。

竹内

私は行かないですね。どちらかというと、インドアかもしれません。家族で海に行ったことはありますけど、友だちと行くことは本当になくて。去年も撮影以外では行っていません。

門林

海に入ることはないですけど、夜の海には友だちや母と行ったりします。散歩して、海岸に座って、波の音を聴いて。

竹内

おーっ、チルだ。

門林

太陽が照っている時間には行きません。地元にいるときは、よく母と冬の夜に行って、海辺で近況を話したりしていました。

鎌田

私は海が怖いです。サメがいるから。

竹内

浅瀬にはいないよ(笑)。

鎌田

いるんです！　旅行に行ったとき、海に「サメ注意」って看板が出ていて、「これ、いるやつだ」と本当に怖くて、泳げなくなりました。

鎌田

私、怖いのに観たい気持ちが出てきてしまうんです。『JAWS』のシリーズもめっちゃ怖くてゾクゾクして、もうやめようと思いながら、全部観ちゃいました(笑)。

竹内

観るんだ(笑)。

鎌田

だから余計に、「ここにサメが」と想像力豊かになって、海には怖くて行きません。海洋恐怖症もちょっと入っているので、ディズニーシーの「海底2万マイル」も超怖くて。いつも目を閉じて、耳をふさいで乗っています。

竹内

でも、乗るんだ(笑)。

鎌田

本当はプール派で、夜に映えのために行く感じです。小さい頃は、祖父母がいる新潟の海には毎年行ってましたけど、今は海は撮影で行くだけ。絶対に入りません。

柏

私は温水プールなら行きます。あと、ウォータースライダーとか、そっち系です。

柏

あやち（鎌田）がオシャレな写真を撮っていたのに憧れて、友だちと行きました。でも、私には大人すぎて違うなと。まだウォータースライダーで滑りたい(笑)。水着もあやちに寄せて黒にしたら、ちょっと似合わなくて。またいつかチャレンジしてみたいです。

竹内

受験生のときは夏が勝負と言われて、勉強していました。高3の8月は（休業前で）まだスパガの活動があったので、塾通いでしたね。地元の夏の匂いやセミの声がしていたのを思い出します。私は圧倒的に冬派だったのが、スパガに入ってから、夏の良さをたくさん知りました。

竹内

去年のTIFの野外ステージで、「夏だー」という感じで歌っていたら、私たちのときだけ土砂降りになって。それもいい思い出になりました。みんなでタオルを一緒に回したり、暑い中で夏を感じられるのはすごくいいです。

門林

私はインドアですけど、せっかくの夏なので、今年は花火やバーベキューをしたいです。人混みは苦手で、手持ち花火を一緒にやってくれる友だちかメンバーを探します。

竹内

やりたいです。

鎌田

絶対楽しそう。私は夏にすべきことをだいたい全部やるんです。

竹内

「すべき」って、マストじゃないから(笑)。

鎌田

バーベキュー、花火、夏ディズニー、プール……。去年は滝とか川とか、マイナスイオンを感じる自然にも行きました。夏はすぐ過ぎてしまうイメージがあるので、その間にできる限りのことをしたくて。ライブもあるし、楽しくて笑っていると、暑さもあまり気になりません。

柏

ライブではめちゃめちゃ汗をかきたいですね。私は埼玉の伊佐沼公園というところに行きたいです。遊具が多くて、浅くてペチャペチャ入れる池もあって、自然が豊かで夏も涼めるんです。

門林

長年グループにいて、初めて2人でのセンター曲をいただけたので。しかも歌詞が、私たちの道のりとシンクロして、坂林と「嬉しいね」と話していました。ファンの方も「やっとこのときが来た」と喜んでくれています。

門林

明るいロックナンバーですけど、私たちが卒業発表をすると思われたのか、泣いている方がいました。これから、みんなに愛される曲になればいいなと思います。

門林

全部刺さりましたけど、私も坂林も活動休止を挟んでいるので、1サビの＜傷は最小限で済んだ＞は「確かに」という。何とか今ここにいられるのも、同期のおかげ。辛いとき、心細いときも＜涙を拭いてくれたその手　ギュッと繋いで＞と導いてくれる存在に出会えたことが嬉しくて、そこの歌詞は刺さります。

門林

直接拭いてくれたことはないですけど(笑)、2人でグループのことを熱く語って涙して、励ましの言葉をもらったりはします。どうしたらもっとスパガが良くなるのか、という話はめちゃめちゃしていて。

門林

1期生以来の一般公募で、芸能経験がなくて何もできなくて、順風満帆ではないアイドル生活のスタートでした。大変な想いもしましたけど、残った2人でセンターをもらえて、卒業した同期も誇らしく思ってくれたらいいなと。この1年で全員と会っているんです。当時の話もしますし、苦楽を共にした戦友から、今は友だちになりました。

門林

空を見上げるようなポーズがたくさん出てきたり、キャッチーです。スパガらしさをすごく理解してくださっている方なので、よくやる振りも入れながら、私たちに合うようにアップデートしていただきました。

門林

（4期の加入直後の）3.5章ですね。

鎌田

私たちは初めましてでした。「今回の振付は渡邉ひかるさん」と連絡が来て、同姓同名の方かと思って調べたら、1期の渡邉ひかるさんが振付をやってらっしゃっていて。自分がスパガのオーディションを受けたとき、1期の皆さんのMVをたくさん観ていたので、「本当に会えるのかな」とワクワクしました。

竹内

以前もツアーに足を運んでくださって、差し入れもいただきました。スパガを作り上げたレジェンドの方で、振付でお会いしたときも緊張していたら、フランクに接してくださいました。

鎌田

振りを教わって、「ここ難しくなっちゃうけど、ごめんね」と言っていただいたり。「本番では間違いを気にするより楽しんで」というアドバイスもいただけて、素敵な経験になりました。

竹内

個性が輝くグループでありたいというのが一番で、それぞれの良さを引き出せる歌割りを組んだり、楽曲選びをしています。4、5、6期で壁もなくて支え合いながら、いい関係を築いていると思っていて。かと言って、ただの仲良しでなく向上心が強いことも、今回のツアーのリハ期間で感じました。スケジュールが詰まっていた中で、それぞれが毎日の課題を意識して、次のリハまでに改善してくる姿勢が見えたんです。「みんなで上に行くぞ！」という気合いもすごく感じられます。

柏

本当にチームワークが良くて、私も最初にセンターで「とび夏」を披露したときは怖かったんですけど、メンバーに背中を押してもらえました。この温かさがあるからいいんだと、伝わるようにしていきたいです。

竹内

私だけの力でお仕事をいただけるわけではないので、全力でまっとうして恩返しをしていけたら。活動の幅を広げつつ、スパガの名前もたくさんの方に知っていただけるように頑張ります。

竹内

絶対観てないよね(笑)。

鎌田

回ってきた動画は観ました。

門林

「臭っ」と言ってたり、「かわいこぶるな」と言われていたり。

竹内

悪いところばかり切り取って観ていません(笑)？

門林

放送されたのが、ちょうどリハの時間だったんです。家に録画の機能がなくて、観られませんでした。

竹内

TVerもありますよ？

鎌田

ピンクのセーラー服を着てましたよね？

竹内

観てなくてもわかるフォローだね(笑)。